Wonkavator

月のWonkavatorのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
3.0
実際の事件のインスパイアものってこれまでにも
「冷たい熱帯魚」とか「ぼっちゃん」などあるけど、
園子温の扱うソッチ系に比べたら、遥かに社会的意義と言うか問題定義と言うか、観る側に回答を求めてくるような造りなので、ある程度覚悟を持って劇場に足を運ばないと、鑑賞後に病んでしまう人出て来そうな「鑑賞による副作用注意」な作品。


で、ちょっと気になったのは、磯村勇斗
何でわざわざ草吸って全身TATOOと言う設定にしたの?
施設だけでなく一般社会で働いているTATOO有る人今後偏見や差別の目で見られないかな?!
制服の下に夏でも長袖着てる人達は陰で「きっとあの人TATOO入ってるわよ」とか噂されんだよな...
まあ「人は制服着てる時とプライベートは別人ですよ!を強調するインパクトとしてのTATOOキャラ設定だったんだろうけど...
でも草の描写は?! アウトローアピール?!
特にストーリーの中必要なかったんじゃないか?
あれも見方によっては偏見生むぞ!
バーのトイレでも吸うと言うことで、合法違法の感覚が狂って来ている事を見せたかったのか?
オダギリジョーに勧めることで、「貴方もこっち側ですよね?」を確認するための装置的演出だったのか?
Wonkavator

Wonkavator