satomi

月のsatomiのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
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多くは書けない。

ただ、制作にあたり、全員が覚悟して臨んだんだ。
そのことはしっかりと感じた。


みんな折り合いなんてつけられなくて
どうやって考え抜いたらいいのかもわからない。

この映画のあと、「多様性」について、私は言葉が出せない。







あと、とても個人的な話になってしまうが
劇中の一番のタブー的なシーンと同じような出来事を、私は小学生の時教室で目撃してしまった。半身に障害を持つ男の子がクラスメイトだった。以来、その記憶は強いていえば「恐怖」の引き出しの中に仕舞われている。それ以降どうしても中重度障害を持つ人に対して、まず「こわい」と思ってしまう。今は理性で「全員がそういうわけではない」と思い直すが。

劇中で「タブー」のように扱われていることをみて、「あぁ、私が感じているトラウマは決して大袈裟ではないんだ」と、初めて思えた。
だから、どこかに吐き出したくなったのかもしれない。

正直、私は、どんな答えを出せばいいのかわからない。





磯村くんは今年凄まじい年になったな。
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