映画よりも映画っぽい事件が現実に起こるのも、たった数年前の出来事を映画化してしまうのも、そして最後に長尺のスピーチで締めるところも「This is AMERICA」といった感じで面白かった。今やアメリカン・ドリームは、大富豪になることとイコールではないのかもしれない。
主演のポール・ダノをはじめ、アメリカ・フェレーラ、アンソニー・ラモス、セス・ローゲン、そしてセバスチャン・スタンなどキャストが演技派ぞろいなのも楽しかったし、久しぶりにシャイリーン・ウッドリー（「ファミリー・ツリー」の長女！）が観られたのも嬉しかった。
いちばん笑ったのは、テレビに映ってるヘッジファンドの大富豪（セス・ローゲン）を見た、ポール・ダノの弟が「Like a Disney Channel villain」と叫んだシーン。字幕では「分かりやすい悪者だ」って感じに意訳されれたけど、笑
