ShinichiAndo

ありふれた教室のShinichiAndoのレビュー・感想・評価

ありふれた教室(2023年製作の映画)
-
学校という閉鎖的な空間だから起こりうる“特別な出来事”かと思いきや、いまや社会全体が閉鎖的であるが故に、どこでも起こりうる“ありふれた問題”に見えてくるところが怖かった。白黒つけられないグレーな問題に、自分ならどう対処するだろうかとずっと考えてしまう。

中学教師が自分の受け持つクラスや学校内で起こる問題に直面しながら孤軍奮闘していくところは、マンガ版「鈴木先生」を思い出した。連載が始まったのは、もう20年近く前になるんですね。スマホやSNSの登場によって、教師という仕事はますます大変そう…。
ShinichiAndo

ShinichiAndo