猫脳髄

甘い人生の猫脳髄のレビュー・感想・評価

甘い人生(2005年製作の映画)
2.4
ホテルマネージャーのソヌ(イ・ビョンホン)は裏社会の荒事も請け負い、会長の信頼も厚かったが、会長の愛人ヒス(シン・ミナ)の浮気監視で情に流され、始末を誤ってしまう。制裁のため恨みを買っていたペク(ファン・ジョンミン)に引き渡され、凄惨なリンチにかけられたうえ、かつての仲間にも殺されかける。辛くも逃亡したソヌは、自分を売った会長たちへの復讐を開始するが…

韓国ノワールには珍しく、ガンアクションが採用されているが、とかく行き当たりばったりで中弛みする展開には疲れてしまう。主人公とは言え「不死身」状態になるビョンホンやいきなり登場する不詳の人物がラストに絡む重要キャラクターになる。肝心のヒスがストーリーにほとんど絡まないなどシナリオもガタガタである。キム・ジウン作品に随分波があるようだが、これはハズレ。ー★0.6。
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