わー

国葬の日のわーのレビュー・感想・評価

国葬の日(2023年製作の映画)
3.5
もちろん作り手の信条はわかった上で、
沖縄にとっての日本
日本にとっての沖縄
福島、熊本、それだけじゃない
被災地と、そうでない土地と

なんの戦いなのか
北から南まで、事なかれ主義こそ正義と、声を上げることこそ脅威と
カメラに映る人間全てが、大きなナニカに動かされているだけのように見えて、空虚な気持ちは膨らむばかり。
そして自分もそうなのかどうなのか。
揺さぶられるだけの時間

まあしかし、国葬と言われてこれだけ大多数の民衆の興味の外である国というのも、今回の選挙を見てわかるように不思議な国だなあと思うのであった。
おかしい国に住んでるし、おかしい国で暮らしていくんだなあって、その中で自分が一国民としてどう思って生きていくか、考えて行くしかないよね。

「花屋さんは儲かったんちゃいます?」
というタクシードライバーのおんちゃんの言葉が、今のこの国の全てなんだろうと思う。
わー

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