hato

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)のhatoのレビュー・感想・評価

3.7
ドラえもんの映画はあまり観ないけど、情報初公開時の特報が素晴らしすぎたので今作だけは絶対に観よう!って決めてた。

バトルは無しでずっと音楽の話なのがいいね。敵を倒すのも音楽。
今のドラえもんってひみつ道具の使い方こんなに凝ってるの?「子ども向けだしな〜」ってのんびり観てたら、急に置いてかれるぐらいすごいトリッキーな使い方してた。かつその展開への前準備(伏線)がちゃんと敷かれてる。

メインターゲットの子どもへのテーマとして、音楽への向き合い方がすごく教育的に描かれていて真摯なのも良かったな〜。
「努力した先の成果」より「努力してきたんだ!という気持ち」を尊重するあの場面で泣きそうになりました。

てか2000年前後生まれの人が震えるシーンありましたよね!?主題歌担当のVaundyが自分と同い年だから、その世代への目配せ的な?アレも油断してたからほんとびっくりした。

スネ夫にオーバーサイズの服着せましょう、って提案した方と握手したい。めっちゃかわいかったです。
hato

hato