このレビューはネタバレを含みます
抽象的すぎて話はよく分からなかった
雰囲気は抜群
「チャイムが聞こえる」と言っていた男性がキーパーソンか
食事中に突然笑い出す息子、突然缶ゴミを出す妻
この時点でもう不自然で現実なのか疑わしい
料理教室の生徒を殺したのは現実か？
カフェで殺人未遂が起きたのは現実か？
面接だけはリアリティがある
チャイムに誘われて出た家の外では異様な音が鳴り響く
帰宅しても音は消えず、不穏な空気で映画は終わる
冒頭の男性もこんな世界で生きていたということだろうか
あの男性から狂気が感染したと考えていいのか？
それとも主人公の見る世界はもっと以前から狂っていたのか
撮り方ひとつで平和な料理教室が凶器に溢れた恐ろしい空間のように見える
存分に恐怖を浴びられる映画だった
