私はプロレスファン歴40年以上。そのうちの大半は猪木信者として過ごしていた。
猪木没後一周忌に映画が公開されると以前から聞いていたので、どんな映画か公開を楽しみにしていた。
それだけ楽しみにしていたのに、『猪木が死んでも、こいつらは猪木で金儲けしたいんやな…』という感想しか出てこない位虚しさだけが残る出来の映画。
制作陣は観客の一体どの層を狙ってコレを作ったのだろうか？
オープニングのブラジルのシーンは期待させる内容だった。
コアな猪木ファンでもあまり知識がないブラジルコーヒー農園や農場を取材したりして、こういう感じでドキュメンタリーっぽく行くのかな？と思ってたら……芯が通っていないフニャフニャな内容で呆れた。
藤波を出したからと言って、こんなコンニャクな内容にしなくても良いだろう（苦笑）
一番酷いのはドラマシーン。
時代考証も目茶苦茶。
観ていて頭が痛くなった
やるならちゃんとやれ！
昔から、猪木の周りには猪木を利用して金儲けをしようとする連中が多かったが、死してなお同じような連中が猪木に集ってると感じざるを得ない。
お願いだからもうアントニオ猪木を汚さないでくれ。
