モフモフモサモサ

ナポレオンのモフモフモサモサのネタバレレビュー・内容・結末

ナポレオン(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ドルビーアトモス仕様の字幕鑑賞。

リドスコ監督、齢86にして衰え知らず。
初手からいきなり、北野監督の「首」をぶっ飛ばすクビー!過去作「1492コロンブス」冒頭でもエグいの観せてますがソレに負けてなくて、あと群衆に向けて大砲ぶっ放す場面を真正面から捉えるとかえげつない描写にリアル志向は変わらず。インパクト大。

そして、御大の特性の一つである(と思ってる)ビジュアルも相変わらず外連味があってキレイで、戴冠式なんて絵画のまんま。またレンブラントのような夜行会とか印象的な場面が多々あります。戦場場面ですら美しい。

物語はナポレオン偉人伝というよりは、妻ジョセフィーヌとの気持ちの機微に重心を置いていて、ソレはまるでラブストーリー。
彼女を好きになって愛して疑って別れて友になってでもきっとまだ愛してるのを描いた映画かと。

ナポレオンの言葉「私の辞書に不可能という文字はない」とかショートスリーパーだったとか有名エピは描かれてませんでしたが、有名なラストワードが映画の締め。

その彼の最後の言葉が「ジョセフィーヌ…」で、ウィキ先生によると、
彼女も最後に「ボナパルト…」と言ったとか言ってないとか…で、

それはもう純愛(節操ないけど😑)。
さあ、恋(言いたいだけ)