国を一つにする為に怒り復讐心を捨て、差別され続けて来た白人の宝物(ラクビー)を使って、国民の心を一つにしていく大統領の器の大きさに驚きました。
アパルトヘイトがなくなってもまだ白人達が権力を握ってるので奪うのでなく、利用していこうと行動出来るのが素直に凄いと思いました。
ラグビーの選手達がバスで黒人の子供達にラグビーを教えに行く所で、白人の選手達の表情、こんな所住みたくないなぁというセリフが現実を表していて、辛くなりました。
チームのリーダーやチームの意識が少しずつ変わっていくのも良い所でした。さりげなく、黒人のメイドにも手紙を渡す場面もさりげなくて良かったです。
戦争、政治とかではなく、ワールドカップを通じて国を変えていくのが感動的でした。
