こうさんの映画レビュー・感想・評価

こう

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苦役列車(2012年製作の映画)

3.3

最初のシーンで風俗店から出てくる森山未来が何かほんまにやさぐれでで、どうしようない人間に見えます。それから主人公の、話し方、言葉でこの人間がどういう人かって分からせていくのが本当にわかりやすくて良かっ>>続きを読む

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

3.2

冴えない地味な女の子が、たまたま会った自己中な人が好きなパンクバンドのボーカルだった話で単純だけど、良いのはこの主人公の女の子が可愛いくなく、化粧したりメガネ取ったら綺麗になるとかでもなく、最後までか>>続きを読む

フラッグ・デイ 父を想う日(2021年製作の映画)

3.5

知り合いにいそうな口だけの不良みたいな人が何も成長しないまま大人になって、結婚して子供作って、借金出来て離婚して、それでも自分は悪くない凄い人間だ。みたいな映画でした。
この虚栄心たっぷり人間をショー
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

夫婦の会話、ヴィーガンとの会話、全体的に会話が凄く面白かったです。特に娘のヴィーガンの彼氏との食事の会話が最高でした。
奥さんの徐々に明らかになるサイコパスもう最高でした。やってることは最悪だけどブラ
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

4.2

エイリアンシリーズ自体そんなに好きでは無いですが、このエイリアン前日談のニ作は面白かったです。特にこの2作目はエイリアンの誕生とエイリアン1への繋がりが明らかになるのでスッキリします。エイリアンらしい>>続きを読む

プロメテウス(2012年製作の映画)

3.4

エイリアンの前日談の二部作の最初の作品。これ単体で見ると、ちょっとしんどいですが、2本目みると面白さが変わります。なのでぜひ2本目もみて欲しいです。
エイリアン1と比べて勿論ですが、惑星の景色の映像が
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.7

見せ物小屋の中の小道具や扉絵や仕掛けの美術が凄く良かったです。それだけでワクワクしました。読心術の技術や人を騙してという内容と展開が僕には会わなかったです。でもラストは哀れで何とも言えない哀しさがあっ>>続きを読む

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

3.6

子供と徐々に絆かできていくのが良かったです。それであのラストが最高でした。
小説版もよかったですが、僕は映画版の方が好きです。

正欲(2023年製作の映画)

4.0

性欲って本能に近い部分で本来の対象から外れてしまったら、それこそ人間というか動物、生物、すべての生きている物の摂理から除外された気持ちになるのかなぁと思います。ずっと普通の人達に違和感を抱いて生きてい>>続きを読む

シンデレラマン(2005年製作の映画)

3.3

貧乏でも家族の為に直向きに労働してボクシングにむかう父親の姿が格好良かったです。あれだけ労働してボクシングしても家族を満足に養えないなんて悲惨だなぁと思います。

只ボクシング以外他のやり方で家族を養
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.5

冒頭から事故までに母と娘、そして叔父との幸せな家族関係が上手く描かがれていて、だから余計に事故が起こってからの悲壮感と立ち直りが感動的でした。友達の前で叔父さんが泣くシーンが、凄く良かったです。ラスト>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.2

鑑賞後、一番に思ったのは北野監督は侍が嫌いなんだぁ。ほとんどの時代劇で描かがれている戦国の武将、侍の美化がこの映画にはなく、侍は権力欲と情欲まみれで愚かな者また侍に憧れる農民の男も愚かな者として描いて>>続きを読む

助太刀屋助六(2001年製作の映画)

3.2

軽快なコメディで飽きる事なく面白かったです。眞田広之の今では見る事がない軽い感じの演技が良かったです。
何も残らないけど、こういうただ楽しい映画も良かったです。

影裏(2020年製作の映画)

3.4

自然と人、画面が美しかったです。他人をすべて知るのは出来ない。信じる事は美しいけど、疑うのも必要ですべてを見せる事なんてないのかなぁと思うそんな映画でした。
自分のすべてを人に委ねるのはやっぱり怖いか
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.2

映画全体の色が暗くて、ストーリーとあっていて、良かったです。菅田も小栗旬も髙橋充希もそれぞれ良かったです。犯人役は良かったのですか、登場シーンがピークだっだと思います。
漫画に描いた殺人が起こっていく
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.4

戦争映画なので、勿論起きてる現実は悲惨な事なのですが、子供の純心さや母親の愛情や周りの優しさで心洗われる物語になってました。
正しいと教えられたきた事も自分の経験と価値観でこれはおかしい、間違いだと気
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失くした体(2019年製作の映画)

4.0

手が旅して、その手の本人の人生を振り返ってたりしていくんですが、内容よりもその手の視線のアニメ映像が凄く、音の臨場感も映画館なのか凄く良かったです。
怖いシーンもあるが、それだけ映像に惹きつけられまし
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.2

最初の出会いから、最後までゆっくり時間と色んな話が絡み合って最後綺麗に終わるのが、観てて気持ち良かったです。
長い時間の経過で二人の関係も変化していくのもみてて面白かったです。
鑑賞後、人生って良いか
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.6

本筋の株で損した、誰のせいとかよりも、生放送でハイジャクされて爆弾仕掛けられてっていうのが面白かったです。緊迫感も事件解決まであって楽しめました。

本筋の話がしっかりしてたらもっと良かったのにと思い
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.3

絵や自然の美しい映像の中、ゴッホ本人の終始迷っているようなはっきりしない不安定な表情が印象的でした。周りは助けてくれてたのに満たされない、愛にも恵まれない、それでも絵は描き続けるのが哀しくもあり、美し>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.5

完結編。綺麗に終わって良かったです。これが一番の感想です。ちょっと長いけどアクションシーンがやっぱり格好良かったです。殺し屋同士の絆もしっかりと描かれていて、シリーズの中で一番内容が良かったです。アク>>続きを読む

歓喜の歌(2007年製作の映画)

3.2

創作落語が原作の映画で、この落語も面白くて好きです。たかが発表会だけど、それぞれ思いがあってやっているのがわかって、そこから普段の生活の大切さを思わされ、笑うはずがちょっとうるっと来ます。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.1

恐怖や不安の中の人間って何て弱いのだと思い知らされる。権力者や偉い立場の人が言ってるという大義があれば、集団心理の中普段ならおかしいと思うことさえ、それが正義と思って正義の名前借りて何でもやってしまう>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.8

ずっとふざけてるけども切ない物語でした。何回も何やねんこれ、死体で遊ぶなとかファンタジーか現実か、どっちってなるけどラストはきっちり感動させにきます。
映画って本当に面白ければ自由に作って良いんだと改
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.6

前半のイチャイチャしてからの目の前での不倫相手の事故、その直後の行動をバックショットで撮るシーンが、心の揺れが見れて凄く良かったです。
旦那の何とも言えない感じが汚くて嫌でした。旦那の役の人上手かった
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ダニエル(2019年製作の映画)

3.7

ダニエル役のシュワちゃんの息子が凄く良かったです。何か怖いけと、ちょっと愛らしくて良かったです。
思ってた展開と後半違っていくのも面白かったです。
スリラー的で楽しめました。

後妻業の女(2016年製作の映画)

3.4

歳を召した方々がメインなのに映画自体凄くパワフルで面白かったです。幾つになっても欲望がありそれに皆さん忠実に生きているのが何か良いなぁと思って観てました。
トランクの使い方が面白かったです。
大竹しの
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唄う六人の女(2023年製作の映画)

4.0

冒頭のから蜂の映像が強くて、それから虫の映像のリアル感が気持ち悪かったです。でも冒頭て示す様に鑑賞後はなるほどだから虫が大事かとなって気持ちよかったです。
自然の中での映像美が良かったです。映画館の映
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.4

衣装や車や、パーティの様子が豪華で見ていて楽しいが物語自体は悲しい。それが良かったです。本当に欲しいものは、手に入らない現実が人生ぽくって好きでした。

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.1

僕は読んだことないですが、漫画童夢からインスピレーションを得たという本作。鑑賞後、漫画の童夢が読みたくなりました。団地の中で子供達だけに超能力が発生して
子供達だけしか気づかない。子供だけで解決しよう
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.2

何か真実か嘘か、また幻想かをわからないまま、ラストまで続くのか面白かったです。そして全て分かったラストのセリフが秀逸です。
また観る度に真実を知っているからこそのの新しい発見と驚きもあると思います。
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ドライブイン蒲生(2014年製作の映画)

2.8

行き詰まった家族の物語を姉と弟を中心に描いてるのですが、どのエピソードも、淡々としていて何か流れる感じて、何も解決しないまま終わった感じでした。大人になってからも良くなってないなぁと思い、父親との思い>>続きを読む

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.8

全体的に美しい映像だけど、人を食べる所は美しく撮らない所が良かったです。
仲間は匂いで分かるのと独特のルールの中生きているが良かったです。

父親を苦悩を見ながら悲しいけど違う人種で生きるのは無理があ
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ファウスト(1994年製作の映画)

4.0

ずっと見たかった作品。やっと観れました。この監督の造形が好きです。気持ち悪いんですが、何か愛らしくて惹きつけられます。内容は意味わからない所もありますが、それでも色んな人形や映像を見てて楽しいです。>>続きを読む

ロストケア(2023年製作の映画)

4.1

観る前から思ってましたがやっぱり観てもどっちか正しいかなんてわからなかったです。ボケてしまったら、自分の意思で死を選ぶことも出来ない。介護もいつまで続くか分からない。介護する人の人生もある。綺麗事だけ>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.2

ムロツヨシも森田剛も.まともじゃなくて、普通に嫌いな人やのに、映画見終わると嫌な人間だけど、情がわく人間を演じているのが二人とも良い役者なんだぁと思います。
サイコパスな映画なのに、人間の狂気だけでな
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