見直し。大人になってから観ると感じ方がまるで変わっていて、台詞の節々にとても感動する。
交通事故で亡くなった青年の体を借りた死神は、その青年が生前好きだった同じ娘と恋に落ちる。
死神は、ある男に死を施行するまでの間、人間界の余暇を楽しんでいたが、
その男の娘を深く愛してしまい、遂には男だけでなく娘まであの世に連れて行こうとする。
死神が人間の感情を学んでいくなかで、愛という感情に触れてその喜びだけに目を向けようとする姿に
男が娘を守るために放った台詞が、とても胸に残る。
「お前のいう愛は、なんと自分に都合のいいことか。
なぜだかわかるか、喜びだけを享受しているからだ。」
How perfect for you.
to take whatever you want because it please you.
この辺の訳が字幕だと字数制限の関係か、いまいち弱く感じたので、前後を汲んで別の意訳に。
字幕と吹き替えは制約が多いから、原文読むと違う発見もあって面白かったです。