senatsuさんの映画レビュー・感想・評価

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静かな生活(1995年製作の映画)

1.0

見なくていい。
よくある日本の鬱映画。社会的な意味も持てない、精神疾患者の妄想の映し絵みたい。

原作がノーベル賞受賞で期待したけど、、

彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

3.9

新海さんの今は失われたいいところが残ってる。
童貞の妄想が良さだったけど、今は童貞卒業して商業に染まってしまった。
でも多感な時期にしか作れない作品ってあることを教えてくれる。童貞のまま30代になった
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瀬戸内ムーンライト・セレナーデ(1997年製作の映画)

4.0

もっと知られてほしい。
神戸の震災が起こったところから話ははじまり、記者の方が神戸の惨状に筆を走らせる。真っ赤に燃える街を、子供の頃にみた、戦争で焼かれた街並みに重ね合わせる。
次第に当時への回想へと
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月は上りぬ(1955年製作の映画)

3.7

衣装が美しい。
確実にオードリーヘップバーンを意識している。まさかのこの方が石原裕次郎の奥さんだとは…。
今と考え方の違いにびっくりもしたけど、文化を学ぶ上でとてもいい作品だった。
この時代に女性映画
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.7

ワイワイ見るにちょうどいい。すごく楽しい。
逃げてー!とか、わーきゃー言える感じがアトラクションとしての映画の正しい姿だと思う。
恐竜の動きをここまでリアルに描けるのほんとうに脱帽。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.4

SFの金字塔映画。やっと挑戦できた。当時見た人はとても驚いただろうし、これが1968年に作られたと思うと、船内のデザインなどが洗練されていて、そこは見応えがある。

ただし、Tiktokなどのスクロー
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.7

ヴィーガンを皮肉ってるようにもとれるし、肉食べる方を批判してるようにもとれる、意外にバランスが計算されてて、よくできてる映画。

人間殺して食べるのにぞっとするなら、どうして豚や牛を食べれるのか?と自
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

すごく綺麗で、すごく残酷。
間違いなくトラウマになった。
あまりに美しい構図やコントラストに、ロケ地が気になったけど、一からこの映画のために建てたらしい。
完璧なのが頷ける。

でも、それらすべてを無
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.6

映画館で泣いてしまいました。
なかなか公共の場で泣かないのですが。
新しい形のドキュメンタリー。
ストップモーションのアニメで、可愛らしいものを期待していったのですが
期待をいい形で裏切られました。
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.9

都内最大級のスクリーンがある品川ホテルの映画館でIMAX視聴。
ポリゴンフラッシュの連続で、脳がハックされるんじゃないかと心配になる冒頭。
キャラクターデザインで、別次元を表現するのに、さまざまなテイ
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.7

コナンを30話分4時間かけて復習するきっかけになって、復習の時間が楽しかったです。

コナンを見て育った世代は、
・蘭さん強すぎ
・なぜか足が折れない筋力増強シューズ
・誰もつっこまない眠りの小五郎
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.7

映画館で観ないと評価が分かれそうな作品
観に行ってよかった!
3DCGと2Dの境界線はいい塩梅だったと思う。
3Dのおかげで躍動感など、2Dで描ききれない質量を出せていた。
3Dですべてやると、もった
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

映画館で観なきゃダメなやつでした

家で観ても、ティモシーシャラメが美しいことしか記憶に残らなかった。

逆に言うと、映像や音響頼りになっている。

でも、映画館をアトラクションとして楽しむためには、
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

「天才なだけでは足りない。」

マルコムXの自伝を読んだ後に、この映画に出会いました。

彼の著書を読むと、いかに黒人が虐げられ惨たらしい死を遂げるかなど半生が描かれているため、この映画が扱っている題
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

心配してた程がっかりしなかったけど、期待してた程びっくりもしなかった。
戦闘シーンのCGのクオリティを心配したけど、不足なく、国内でしか展開できない厳しい予算内で素晴らしいクオリティだったと思う。
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

初めて性転換手術をこの世で受けた男性のお話。
生涯を共にすると誓った画家の夫婦。
夫はデッサンモデルの際の女装で、自分の中の違う性に気づいてしまう。

今まで通りに彼を愛することが、彼を苦しめる。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

IMAXで鑑賞。昔のトップガンといえば、若かりし頃のトムクルーズがひたすらにかっこいい作品。
彼が老けてたら、ショックで見たくない初期作品のファンも多いと思う。

そんな心配もよそに、白い半袖から覗く
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.2

見直し。大人になってから観ると感じ方がまるで変わっていて、台詞の節々にとても感動する。

交通事故で亡くなった青年の体を借りた死神は、その青年が生前好きだった同じ娘と恋に落ちる。

死神は、ある男に死
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

2度みても、理解が追いつかない。
理解が追いつく前に、見たことのないもので混乱させられ、すごく脳が疲弊する。
状況を把握しようとする本能的な部分をずっと弄ばれてる感じ。

りんごを落としたら下に落ちる
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バケモノの子(2015年製作の映画)

2.8

浅い。
みんなのやりたい事詰め込んで、みんなが遠慮して、誰もケチつけなかったみたいな
二番煎じ設定のチャンプルー感。

首尾一貫としきれていないせいか、メッセージ性も弱い

万人受けって、浅く全員の琴
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.9

気がふれている事にも気がつけない状態の描写が忠実すぎて、鬱がうつる。

自販機の商品が落ちてこないだとか、普段見逃すことに、筆を取ってクレームの手紙を書く。

男性は女性と違って、馴れ初めだとか別れだ
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偽りなき者(2012年製作の映画)

4.6

豪の友人に「見れば、君の世界が少し変わる」と勧められて。

今までに体験した事のない感情に呑まれる作品。
正義を笠に着た人間の残酷さ。罪人を投石で殺す、執行人達に正義があるのか。罪に質量があるなら、ど
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かぞくはじめました(2010年製作の映画)

3.7

家族になる紆余曲折に感動する。

男性の無責任さ、己が欲求を何よりも優先してしまうのは、リアル。
友人夫婦が事故で他界。他人の子供の養育が降ってかかったときに、男女のとる行動の差や、折り合いの付け方を
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.0

つまらないと聞いてたけど、本当に戦略のせの字もなくて、つまらなくなってた。

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.7

戦略とスリル、騙し合いって、癖になるの不思議。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

人類の6割が最貧困層、約46億人
最富裕層は、たった2000人あまりだけど、

その最富裕層の財産額は、最貧困層46億人の総財産額より多い。


とかなんとかを思いだした。

着想が貧富の差で、コミカ
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.7

何不自由のない富と名声は、必ずしも幸福を約束してくれない。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.2

この監督の作品のドライユーモアがとてもハマる。
冒頭の浮世絵を隅まで勉強し尽くした、浮世絵アートは、開始5分でこの作品のクオリティを約束している。

日本が舞台になっていて、日本人でもくすりとくる様な
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8

美しいジャズをもっと全面に押し出してほしかった作品。

何のために働くのか
お金を稼ぐとはどういことか、自分のやりたいことを押し殺して、死ぬまで過ごす人生に意味はあるのか
自分の魂の声を聞こう、が主題
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スモール・ソルジャーズ(1998年製作の映画)

3.9

子供のころに見た記憶があるみたいで、キャラクターの顔にすごく強烈なデジャヴを感じる。

小さいころに、大人が本気でおもちゃ遊びしたこの作品に、純粋な目で食いついてみる経験ができてたことに、嬉しくなりま
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.0

趣味の問題になるけど、美人がでてこない。美人で見たかったな。

女性陣が、映画に耐えられる容姿ではない。
口呼吸なのも、くちゃくちゃと口を閉じずに物を食べるのも、メイクが下手なのもわりと見ていて辛い。
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