どこまでも続いていくような人生を感じた読後感。先が描かれているよりもたしかな希望を感じた。（暗い質感の映画ほど回収を求める風潮なんなんだろうな。）
この監督は人間を信じているんだろうな。
それは登場人物の描き方も、役者への信頼も、全てがそこに出ている。（若干演技のつけ方への微妙なところがあったけどねぃ）
人って消失から得るものの方が大きいのかな、大きいんだろうな〜悲しいけど事実なんだと思う。
暗く深い海底にいるような質感でありながら、ものすごく思いやりの映画だった。
それにしても若葉くんはまた好きな人の写真を撮っては失っているな。
