このレビューはネタバレを含みます
い、市子ーーーーーー泣
エンドロールがすごくよかった。
ぁー、市子…😭
追記
感想、ちゃんと噛み砕きたいと思ってとりあえずバーっとかいた
エンドロール、今までみたいに主題歌があって、バーンと終わる感じではなくて、市子の鼻歌(にじ)と、夏の環境音、市子の足音、楽しそうな笑い声で終わったのがすごくよかった。
市子が映画の中だけの存在ではなくて、確かにそこに生きていて、もしかしたらまだ1人でどこかをてくてく歩いてるのかもしれないと思わせるような感じだったな。
物語の中で、市子は相手の期待を持った提案に対して決してわかりやすい答えを示さなかった。必ず、「ありがとう」とだけ言って微笑んでた。あれはもしかしたら、本当はそうしたい、普通の人間として、市子という1人の人間として生きていきたいと言う気持ちのどこかで、普通に生きてはいけないと思っていたからなのかな、とか思った。
花は水あげないと枯れるから好き
これなんかの隠喩?
限界だったんよ、色んなことが
重い言葉だった。
限界、そうだよな。片親で、妹は障害を持って、ただでさえ生きるだけでお金がかかるのに、介護用の諸々、プラス続く介護。
限界。限界かぁ。。
ぁー、どうして、どこから狂ってしまったんだろうか。
市子は、自分で自分の妹に手をかけた時、どれほどの思いを抱えたんだろう。
判断とか、つかなかったのだろうな。
市子は生まれてきてからずっと、月子として生きて、川辺市子っていう存在は、この世に存在してない人として扱われていて。
自分が、他の誰かとして生きているって、どれほど苦しいんだろう。
存在ごと否定されるって、どんな気持ちなんだ。
でも、唯一の救いは、市子を思って、本気で救いたいと、気にしている人がいたってことだ。
血も繋がっていない他人なのに。