とても重たく、深く考えさせられました。
私たちにとっては当たり前のことが、当たり前に与えてもらえなかった人が少なからず現代でもいるんですよね。。
色々な事情があるにせよ完全に親の責任なのに、子供自身が普通に生きていくことが難しくなってしまうなんてやるせない。
普通に幸せに生きていきたかっただけだろうに。
このまま嘘に嘘を重ねていくことは果たして本当に幸せなのだろうかと。
長谷川のように、ただただ抱きしめてあげたい。
市子のこれまでの選択は褒められることではないけど、そうせざるを得なかったことが何よりも悲しい。
色々な顔を演じた杉咲花ちゃんもとても素晴らしかったし、
若葉竜也の演技は言うまでもなく本当に引き込まれますね。
彼の涙のシーン、しんどかった。。。
何も気づけなかった、何もできない虚無感。。切なかったです。