このレビューはネタバレを含みます
プロポーズされた翌日に疾走した市子の生い立ちの話。
母はスナック勤めで父はおらず、妹の月子は筋ジストロフィーで世話をしないといけない毎日。自分は無戸籍で、妹の名前で生活している。高校生になると小泉（母の元恋人）からは性的暴力を受け、彼氏とのスキンシップも嫌になってしまう。ある日、小泉に月子を埋めたことを侮辱されたことで限界を迎え殺してしまう。市子に興味を抱いていたクラスメイトの北が現場を見てしまい、死体遺棄に加担する。その後、母は徳島へ、市子は寮に入って暮らす。夏祭りで出会った長谷川（恋人）と出会い、普通の幸せを覚えていく。
色々闇が深すぎた。無戸籍の人は実際、日本に3000人くらいいるらしい。ただ同じように生まれただけなのに、親に戸籍登録して貰えなかったってだけで、苦労が多すぎるのはほんまに理不尽。
市子は本当に長谷川を愛していたから、結婚して巻き込みたくなかったんやろうな、、
