タバタ

市子のタバタのレビュー・感想・評価

市子(2023年製作の映画)
4.2
筋ジストロフィーの同級生がいたので川辺家の内情が痛いほどよくわかって余計に市子の人生の悲惨さが伝わった。
小学校を卒業する頃には彼は車椅子無しでは移動ができなく、卒業式には私が車椅子を押したことを今でも覚えている。

劇中から読み取るに、家庭環境は別に悪く無かったのが余計に悲しい。
考察などは読んでいませんが自殺志願者の女性と北を殺し過去を精算して、その女性に成り代わってまた新しい人生をスタートするのでしょう。長谷川が今度は北の立場になって彼女を追い続けるんでしょうね…。

内容もさることながらキャストが素晴らしい。杉咲花、若葉竜也、中田青渚等大好きな俳優が名を連ねていて個人的にはそれだけで満足でした。
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