タバタさんの映画レビュー・感想・評価

タバタ

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.8

悪い意味で120分の内容ではない。すずめが草太にあれだけ肩入れする理由は何?恋愛感情に至るまでの経緯が謎。二人の関係性が視聴者に伝わってないので要石になった草太を取り戻そうがなんの感動もない。

出会
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

やっぱり反社役の綾野剛は輝くね。可愛い人間だらけで癒されるし狂児と聡実の仲の深まってく様子が見てて楽しい。

聡実の歌う紅もクレジットで流れる合唱verの紅も感動した。

正欲(2023年製作の映画)

3.7

正直なところ多様性だからと言って犯罪に繋がるような思考や嗜好は理解に及ばないが少なくともそういう人が存在していることは理解しようと思えるようになった。
無機物に対して性的興奮を覚えることは無いが、公園
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市子(2023年製作の映画)

4.2

筋ジストロフィーの同級生がいたので川辺家の内情が痛いほどよくわかって余計に市子の人生の悲惨さが伝わった。
小学校を卒業する頃には彼は車椅子無しでは移動ができなく、卒業式には私が車椅子を押したことを今で
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.4

外連味無しの泥臭くてアツい王道ストーリーで演奏シーンの演出で勝負してる映画だった。

途中まで割と都合のいい展開でこのまま仲良しこよしで終わるのかなんて思ってたらラスト30分で胸が抉られ涙腺も壊れまし
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

4.1

大倉脚本の中で一番出来がいい。犯人、警察、民間組織も三つ巴がストーリーにうまく絡んでいたし犯人がタフで二転三転と危機が襲ってくる終盤が面白い。新一×蘭要素を極限まで抑え、おっちゃんも早々にフェードアウ>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

3.8

自分なりにマイノリティに関心のあるほうだと思っていたけど、蘇畑のことは理解できても共感はできなかった。
もちろん映画は悪くないし自分が悪いとも思わない。
自分は一人が好きだし不自由無く生きられる自信は
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

映像作品としては⭐︎5、構成は⭐︎3

コミック的な演出が邪魔にならないくらいの写実的なキャラデザが素晴らしいしアニメーションならではの表現や色使いが見てて気持ちいい。

肝心のお話は叔父さんが死んで
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.7

実写化したことに意味がある。中身が無さすぎてほぼポルノだけど原作がこうだから仕方ない。下手なAVよりエロい。
世界観の為に予想以上の脱ぎっぷりだし濡れ場も多い、体を張ってくれた女優さん、活躍の場が増え
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.7

久々にグロさで引いてしまった。思考は生きてるのに欲望を抑えられないとゾンビ物より凄惨な絵面になるんだね…。
常にその場において最悪のことが連続で繰り広げられるから見てて気持ちがいい。

生きた人間の眼
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

2.9

スプラッタにもギャグにも振り切れてないただ悪趣味な設定だけの映画。

自分自身、菜食主義者ではないがユーモアの無い皮肉って本当に面白くないんだなあと再認識した。

ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)

3.8

散々擦られた設定だし視聴前から展開はわかるけどテンポが良く、下ネタや寒いギャグなどの安直な笑いが無くてとても見やすいし中弛み無く見れた。

設定で出オチになりやすいシチュエーションでここまで満足できる
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#マンホール(2023年製作の映画)

4.0

閉鎖系のパニック映画は主演の演技力に左右されるけど中島裕翔ってこんなに演技上手かったのかと驚いた。
主人公の人物像の点だが、最初はどうしてこんなに電話で粗暴な態度なのに人望があって社長令嬢と結婚できる
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

短いのに設定を活かしてて簡潔にまとまってて見やすい。タイムループを全員に周知するために自分のスキルを上げながらオフィス内の直近の上司を順番に説得していく上申制度を取り入れるのは状況と設定を上手く使った>>続きを読む

ひらいて(2021年製作の映画)

4.0

綿矢りさ原作、特異な設定に興味をもって視聴したけど相変わらず異質な女性を描くのが上手い。自分の欲望に忠実な愛も振り回されながらも微かな友情を感じ取る美雪も思春期の危うさを綺麗に表現してる。

序盤に見
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.4

海洋恐怖症だときついかも。漂流からのサバイバル物が好きだから見たけど登場人物が実質一人なのでサバイバル色が薄くてそこまで絶望や感動は無かったかな。

スマイル(2022年製作の映画)

3.3

リング風味ではあるけど、自殺を目にしたトラウマを自分に取り憑く悪魔として表現して連鎖していく設定は面白い。

とはいえ設定に展開が追いついてないので話自体は唆られないから総合的には退屈かも。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.3

久々に時間を忘れて見られた映画。アクションが凄いくらいの前情報でずっと見たいと思ってたらサブスク配信が決まって即視聴。
緩い導入からの本格的なアクションで"ははーん、こういう感じね"的な感じで見てたけ
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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

3.8

魔女が2人存在する設定がうまくトリックに落とし込まれてる。童話の赤ずきんで狼に質問するシーンが、シンデレラに質問するシーンでオマージュされてて芸が細かい。容疑者が二転三転していくのも推理物として最低限>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

SF・アクション・コメディを一気に摂取できる。後半一気にシリアスになるけど中盤までの下品なアクションが面白すぎる。マルチバースのジョイの様々なコスチュームやメイクも可愛すぎるし映像も見応えあって良かっ>>続きを読む

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.7

劇中の音楽やインテリアがとにかく良い。サイズ感の設定もよく考えられていて違和感を覚える水滴の表現が実際の現象に基づいてるらしくて感心した。
小人が使うポットなどの口径から出る水は実際に試してみても劇中
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

3.8

小5の過去を追想することによって27歳のタエ子が精神的に自立していく過程での思い出がどれも道徳的で子供の頃の理不尽や不満を丁寧に描いている。自分にもそんな記憶あったかもと思わせるような内容だしタエ子の>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

良くも悪くも注釈や説明がないから何も前情報無しに見ると登場人物の関係性とか分からない部分が多いかも。7.80年代にこんな先進的な音楽性やパフォーマンスのバンドが存在していたなんて知らなかった。もちろん>>続きを読む

ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.0

割と典型的なボーイミーツガール作品なんだね。環境のせいで心に闇を抱えたアレンがテルーと出会って闇を克服して、テルーはアレンを守るために本来の力を発揮する。可もなく不可もなしな映画かも。

クモ様が終盤
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.7

両角のバックボーンをもう少し作中で描けなかったのか。

N号棟(2021年製作の映画)

2.9

なんとなくメッセージ性は感じるけどテーマが壮大すぎてついていけない。ホラーにも振り切れてないしただの奇妙な映像を見せつけられている感が否めない。

死への肯定、死は決してネガティブな要素では無いと伝え
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.6

映像に関しては文句なし。元ラグビー部設定の割にアキラとケンチョがヒョロガリ過ぎるのとフォークリフトが後輪駆動なのが気になるくらいでトータル的には明るい気持ちで見れる良いゾンビ映画と言ったところ。

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RRR(2022年製作の映画)

4.2

ここまでツッコミが追い付かない映画は初めてかもしれない。余裕で3部作は作れる内容をテンポよく1本にまとめられるのもすごいし、極限まで視聴者のストレスを減らしてるから3時間あっても全く飽きない。
普段あ
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.1

ジブリにしては珍しくしっとりした大人の恋愛を描いている。菜穂子の強かさ、健気さが当時の日本の女性像そのままな感じがして美しかった。

作画に関しては風の演出が綺麗で、二郎が作図する際座るところやタバコ
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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.5

里伽子の”おもしれー女”、平成初期のドラマをそのままアニメーションにしたような雰囲気を楽しむ映画。

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.0

映像、音楽、演出、セリフの言い回し全てから昭和ロマンを感じられる。カルチェラタンのメンツのキャラクターが濃くて好き。ジブリはファンタジーも良いけどこういう雰囲気の作品のほうがもっと好き。

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