ブサ猫太郎

次元大介のブサ猫太郎のレビュー・感想・評価

次元大介(2023年製作の映画)
3.3
ルパン三世の相棒で凄腕のガンマン次元大介。愛銃のメンテナンスのために日本の泥魚街にいる世界一のガンスミスのもとへ訪れる。しかし、そこに待ち受けていたのは声を失ってしまった1人の少女。彼女の笑顔を取り戻すために次元大介が動く。

ルパン三世シリーズに登場する次元大介の実写映画

前回のルパン三世の実写映画から引き続き次元大介を演じる玉山鉄二。紺のスーツにソフト帽そしてタバコの3点セットが本当に良く似合う。
仕草や雰囲気も含めて次元大介にふさわしい出来栄え!

ただ、ストーリーが映画としてイマイチ。

次元大介が主人公なのにも関わらず作品を通してキャラの深掘りが行われていない。漫画やアニメでお馴染みの次元大介で止まっている。

また、ルパン三世シリーズでたまにあるオカルト的な要素を入れようとして失敗してる。かくれんぼ野郎と言われる変装や隠密の達人や不老のガンマンなど突飛なキャラが目立つ。その結果、チープな世界観になってしまっている。

個人的な感想としては、映画というよりもスピンオフドラマかな?