見たで。
これは各々が心に傷と孤独を抱えた3人が互いに寄り添いあった事で起きた人生賛歌の物語だ。ひょんな事から冬休みを3人で過ごす事になった3人がドタバタしたり対立したりしながらもお互いの知らない人間的な部分を知る事で徐々にお互いを見つめる視線が暖かくなっていく。淡々とした会話劇でも退屈しないのはそんな登場人物達の変化が見ている内にほんのりと染みてくるから。
ポール先生って偏屈で頑固でぱっと見は側にいられると絶対面倒臭そう「笑」やけどそこには絶対的な嫌われる覚悟と生き様があって特に最後の決断は自分がこれで良いって思った道をひたすら進む一本気さにかっこいいなと思ってしまった。
哀愁を感じながらも見終わった後は確かな生きる希望を感じれて人と人との繋がりを信じたくなるクリスマスムービーでした。
