1970年、ボストン近郊の名門バートン校。クリスマス休暇に取り残された先生と生徒、子供を亡くした料理長の3人を描く。
フォローさせて頂いている方々のレビューを見て鑑賞。
印象的なシーン
・成績悪くても寄付があれば…?
・暖房のある保健室に集まって寝る
・クンツはメアリーの同席を拒む
・「多くの人間にとり人生は鶏小屋のハ
シゴ、クソまみれで短い」←至言
・パクのおねしょを慰めるタリー
・スミスの親のヘリコプター
・メアリーのTV 砂嵐じゃない
・肩の脱臼で嘘をつく
・クローゼットに亡き子の制服
・クレインの家のパーティー
・ハーバード時代の同期についた嘘
・鬱病の薬
・墓地でなく施設にいる父
・チェリージュビリー
・タリーの親の抗議
序盤のテスト答案で、名門とはいっても勉強が嫌いでわがままな子が多い事がわかります。親が金持ちで学校に寄付する子を優遇する校長のやり方に、異を唱えるハナム先生は他の先生からも、生徒からも嫌われていました。
ハナム先生は厳しさを持って立派な子に育てたいという想いがあるのに理解されず可哀想でした。
タリーは賢い子ですが家庭の温かさに恵まれず少し反抗的でしたが、ハナム先生やメアリーと触れあい、成長していきます。
メアリーも苛酷な運命の中で溺れそうになりながらもタリーやハナム先生との休暇を過ごすうち人の哀しみにも気づいていきます。
タリーの親にはちょっと腹が立ちました。少しは同情の余地はあるけど、どんな話をしたらあの結果になるの…?
ハナム先生がタリーを思いやり、犠牲になったのは悲しいです。
ハーバード時代の過去にしても、本当に納得できないです。
いつの時代もいい人が陰に隠れることになるのがいたたまれないですね。
タイトルとか画質とかが70年代っぽいので、あれ?これは新しい作品じゃなかった?と一旦止めて確かめました(笑)
細かいなー!