KojiTakeuchi

青春ジャック止められるか、俺たちを2のKojiTakeuchiのレビュー・感想・評価

4.2
想像していた以上に中村区の映画。笑
東出昌大はWinnyで初めてちゃんと見たけど、この作品でも同じ熱さとこだわりと諦めと明るさが素晴らしかった。
若松監督は2012年に亡くなられていたんだ。自分が初めてスコーレで「劇場版 神聖かまってちゃん」を見たときはまだご存命だったのかと思うと感慨深い。
付け加えるなら、もうちょっと金本さんの映画に対するこだわりを見たかった。

追記)
コムアイがすごくいい役だった。

木全代表がビデオカメラのセールスマンから映画館運営に転身したというのは興味深かった。映画好きな人が当時ビデオに興味を持っていたのは当然かもしれないけど、そのどちらもを否定していなかったのが面白い。
だからこそ、8ミリの時代から自主制作、ミニシアターブームというところに目を付けられたのかもしれないし、その繋がりに「VHSは立つんですよ」と言っている坪井支配人もいるのかも知れない。