新宿テアトル
2024年劇場鑑賞 21本目
1980年代。若松孝二が名古屋に作ったミニシアターシネマスコーレ。映画と映画館に吸い寄せられた若者たちの青春群像。
井上監督自身の自叙伝的ストーリー
私、どちらかと言えば大林作品寄りでw若松孝二を通らずきてしまいましたが
これは映画と映画館愛溢れるほんと身体が熱くなるそんな素晴らしい作品だった
やっぱり映画っていいなぁ〜もっともっと映画館で映画を観よう!そしてシネマスコーレにもいつか行きたい!と思わずにはいられなかった
劇中そのシネマスコーレの木全さんが当時のピンク映画監督
滝田洋二郎、周防正行、廣木隆一、磯村一路がそのうち日本映画を席巻すると言うセリフに、この後日本どころか世界でも評価される映画監督になるんだなぁー!
他にも現在活躍の監督のお名前がたくさん出てきてこの時代から今に繋がる
歴史を思ってジワジワ感動
福田村事件のキャストがそのまま役が変わって大勢出演していて
皆さんとても素晴らしかった
コムアイさんが今作もまた何気に印象残る
若松監督がどんな方か知らずとも
井浦さんの再現度の高さを確信しながら
そんな実在の人物ばかりかと思いきや、メイン四人のうち芋生悠演じる金さんだけフィクションでオリジナル設定。金さんと井上青年のまさに青春ジャックなストーリーが熱く非常に良い
上映後、井上監督、芋生悠さん、止め俺の前作で荒井晴彦役の藤原季節くんによるアフタートーク。に前作で小水一男役の毎熊克哉さんと井浦新さんがダブルサプライズで登壇
劇中の井上青年はその後どんな監督になられたのかなぁ?と思っていたら
あ!井上青年って井上淳一監督なのね!!ってかなり感動
皆さんの映画愛と作品愛溢れる貴重なお話がきけて興奮の時間でした
とにかくこれは映画と映画館を愛する全ての人に(できれば劇場で)ぜひ観てほしいなぁ