ユーロスペース
2024年劇場鑑賞 27本目
ケンとカズから8年
今作も撮影から5年経ての公開
あらすじは
裏稼業で働く孤独な辰日(遠藤雄弥)がある日元恋人・京子(龜田七海)の殺害現場に遭遇。一緒にいた京子の妹・葵(森田想)を連れて逃亡してしまう。最愛の家族を失い復讐を誓う葵は、京子殺害の犯人を追う。生意気な葵と反目し合いながらも復讐の旅に同行することになった辰日ー
と女の子が復讐?殺人!拳銃と
よくありそうなありえない設定なはずなのにどこと分からない異国にも感じる風景とスクリーンいっぱい映し出される役者の
顔!目が表情が圧倒的!でリアリティを帯び目が離せない
遠藤雄弥さんの細かな表情で心の機微を表現しているのすごい!辰巳〜なんてかっこいいんだー!
森田想さん演じる葵、終始スッピンでヤバイ奴らに向かって唾を吐く悪童ぶりが凄い
あと後藤さんの顔面力(スピンオフ作品観たい〜)も普段はとても腰の低い普段は演出家の倉本朋幸さんの竜二本当に狂暴で怖かった〜(演技初って嘘でしょ!)
とにかくケンとカズの時も思ったのですが少路監督の作品にでてくる役者さん達を見たら映像関係者は使いたくなるんじゃなあかなぁ
見つけられちゃうなぁーと思ったのですが、今回もそんな輝きがこのスクリーンに映る全ての人にありました
役者が嫉妬する作品という噂はホントでしょうねー
オールキャストオーディションだそうで前作(ケンとカズ)からの唯一続けて出演した季節くんでさえ今回の役に決まるまでオーディションを何度と受けたそうで
私、基本ノワール作品バイオレンス系は怖いし痛いし苦手なんだけど、そんな方にもこの作品は愛の映画だと思ってぜひ劇場で確かめて観てほしい
こんなインディペンデント作品が全国の劇場にたくさん広まるといい、広まるべき作品
舞台挨拶は皆さんの仲の良さが伺える和やかな中で作品の大きな自信と強い熱量が伝わるものでした