山Q

青春ジャック止められるか、俺たちを2の山Qのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

期待値大幅に超えておもしろかった。
思想とか難しい話はあんま好きでないので現段階では一作目よりもこちらの方が好き。
出ている役者皆良かった。
若松孝二扮する井浦新はもちろんのこと東出も特徴よく掴んでいて良かった。
個人的には唯一架空のキャラを演じていた芋生悠が役どころ、演技含めて一番良かった。
舞台挨拶やサイン会での丁寧でおっとりした雰囲気が嘘のような劇中の演技に俳優の凄さを改めて感じた。
本編については、以前何かで話していた井上監督が若松監督に弟子志願するくだりが忠実に再現されていた。
河合塾のビデオのくだり面白かったし、エンドロールで当時のホンマもんの映像出す演出もおもしろかった。
終盤の井浦新らの舞台挨拶シーンとか現実なのか映画なのかわからなくなる演出も何か感動した。
門脇麦の遺影、砂漠で昔の仲間と再会演出などもベタだけど良い演出。
映画作りを題材にした映画は非常に興味深い。
自分自身、映画が大好きでミニシアター中心に年間100本近く劇場に通っていることもありこういった映画愛に溢れた作品をみるとグッとくるものがある。
山Q

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