山Q

アイアンクローの山Qのネタバレレビュー・内容・結末

アイアンクロー(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

フリッツフォンエリックは子どもの頃読みまくったプロレススーパースター列伝の半分嘘みたいなエピソードの印象が強い。
もちろん息子達が次々と死ぬ呪われた一家というのも知っていた。
結構正確に作られた作品のようだが何故に6男だけ描かれてないのかが分からない。実際は190センチくらいのレスラー役なのにデビッド役以外の役者がやたらチビで、もっと別の俳優が良かったのではと感じた。ザックエフロンの筋肉量はヤバすぎるが。
劇中に出てこない6男のクリスの身長は165cmというのは本当なのか。他の兄弟よ中には2Mオーバーもいるのに身長差がありすぎるのもすごい不思議。
6人兄弟全員男というのもフリッツフォンエリックの種の強さを感じる。
ブロディやゴディやフレアーは懐かしかったがどれもそんなに似てなかった。
握力120キロと言われるアイアンクローという技自体ももう少し掘り下げて描いて欲しかった。
見応えある作品だったが、突き抜けたおもしろさはなかったのが残念。
エンドロール前のケビンのファミリーの写真みてちょっと救われる。
右上に高く放り投げられた赤ん坊がいるのが微笑ましい。
それにしても今作では徹底的に父親のフリッツフォンエリックが悪に描かれていてちょっと悲しかった。
山Q

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