【my映画館2024#18】
“映画って簡単じゃないんだよ。”
»1969年を舞台に若松孝二監督が設立した若松プロダクションを描いた青春群像劇『止められるか、俺たちを』の続編…1980年代のビデオにより映画館が衰退する中、逆行するように名古屋にミニシアターを作る姿と共に、監督を゙目指す青年の姿も描く。
はい、前作もスクリーンで見たので、結局は予告編に負けて見始めましたが…正に古き良きミニシアターで鑑賞したような感じでしたね。
そう、ピンク映画絡みなので、一抹の不安がありつつも…次から次へとニヤリしまくりの個人名に作品名が出まくる映画愛に溢れていて、映画好きにはたまらない。
と言っても、1980年代ネタなので分かる人には分かるってタイプなんですが…ちょうどTVドラマ「不適切にもほどがある」がバズったし、旬でもあるかも。
うん、ストーリー的にも洗練はされてないものの…映画館運営と映画製作への挑戦を巧みに組み合わせた二刀流で、熱い余韻に浸れましたね。
で、もちろんシネマスコーレに行きたくなりましたね…エンドロールまでお見事でした、井上淳一監督。
なお、俳優陣では、井浦新…豪快にハマり役になってますね
東出昌大…すっかり流石のフィットぶり。
芋生悠…今までで一番魅力的かも。
杉田雷麟…いい仕事していて、名前をしっかり覚えました。
さらには、田中俊介に向里祐香に吉岡睦雄に、有森也実や田中要次に、田口トモロヲに田中麗奈に竹中直人らのサポートが良きでした。