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剣のkoyamaxのレビュー・感想・評価

(1964年製作の映画)
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鑑賞後3か月経過のうろ覚え回想

劇場版三島由紀夫的な。

自分の世界観を貫きたいと願い。真っすぐすぎる生き方をする主人公。

この映画の展開のような形でしか自分をまもることができないのだとしたら悲しすぎます。
そこから感じるのは、その精神の崇高さではなく、不器用さ。

そのさきにはきっと強固なプライドが傷つけられた、普遍的なものに対する嫉妬という感情もあったんでしょうね。
三島由紀夫でさえ嫉妬をコントロールできなかったのかなとおもいますね。
嫉妬はやっかいですね(そういうこと?^^;)
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