バカだから主人公のひと三島由紀夫っぽ〜とか見ていたら原作が三島由紀夫でした。
元祖いちごちゃんじゃないけど三隅研次は「間」の作家なんだなと。だから物理的にも遅くなるわけで、「間」を嫌う増村保造の対極…
三島由紀夫の同題短編(1963)を翌年に映画化。主演は三島原作「炎上」(1958)でも主演した市川雷蔵。監督は雷蔵の「眠狂四郎」シリーズ(1964~)など時代劇の巨匠・三隅研次。撮影は三隅監督の常連…
>>続きを読む太陽のように純粋で強く正しい存在でありたいとする精神を剣道の剣に込めた国分に対して、賀川は国分の純粋さを世俗的な欲望で穢そうとする。それは彼に対する男性的な愛とも嫉妬とも単純には説明できない、愛憎と…
>>続きを読む「美学」というタイパともコスパとも無縁の非実利的概念は、もはや現代では完全に失われつつある様相ですが、それを極限まで極めようとすると一体どういう事に成り果てるのか、という壮絶な実験映画とも言える作品…
>>続きを読む大学の剣道部の主将・国分次郎は剣に全生命を捧げる求道者であり、その姿に新入部員の壬生は強く心酔する。一方、同級生の賀川は剣を愛しつつも遊び心を捨てきれず、国分の厳格さに反発していく。強化合宿を前に、…
>>続きを読むこの作品は、原作者である三島由紀夫の自裁を思えば、どうしても物語の内容に対して感慨を禁じ得ない。しかし、生と死という主題をひとまず離れて捉えれば、この作品には青春時代の瑞々しさが画面いっぱいに広がっ…
>>続きを読む「絶対」を追及する男と「絶対」の崩壊。三島由紀夫×市川雷蔵のコラボには『炎上』が先行するが、中核のテーマは共通していると思う。市川雷蔵演じるストイックを通り越し頑固な剣道部主将・国分が、雷蔵本人の気…
>>続きを読む冒頭の太陽と菩薩的微笑は『斬る』からの引継ぎか。太陽が齎すものとして汗があるが、それと対立するのが海水であり汗を洗い流す海水浴を市川雷蔵は絶対的に禁止する。しかし、より重要なのは粘つくように顔に張り…
>>続きを読む面白いし鋭い。大映スタッフの撮影の素晴らしさとか、市川雷蔵の絶妙な塩梅の表情とか美点を挙げればキリがない。私も剣道部ではないけど、結構ゴリゴリの体育会系なので、この世界の感覚は知っている。国分、賀川…
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