このレビューはネタバレを含みます
襲うのは手負いの鹿か、その親か
手負いの鹿に襲われた花(=鹿)の親である巧は、高橋を襲った。巧はそもそも全然時間という概念なくていっつもお迎えも遅れてたけど、高橋たちの相手をしてなかったら花のことを守れたかもしれないと思ったから殺した?それほど人間は自分本位であるということ?と感じた 一緒に行った人はシンプルに鹿いるし、手負い子供の親として危ないから騒ぐなやということかと話しててたしかにその考えもあると思った
グランピング施設の話自体もそもそも巧たちにとっては手負いの鹿 ただ高橋も実際はやりたいことをやってるわけではなく会社に抵抗しつつもやらなくてはいけないという…
バランスが崩れた時に反射的に自然も動物も人間も、反射的、野性的に襲ってしまう それほどその3つはバランスの調和が保たれていないといけない、1つが少しズレただけで全てが崩壊してしまう脅威的なものである お互いのテリトリーを守る、越えてはいけない ただその自然、動物、人間に完全悪はない。だから悪は存在しないなのかなと私は解釈しました
劇中の芸能事務所がつくるグランピング施設のムービーとか、クソコンサルとか解像度高すぎておもしろかった
自分が想像してた以上にGIFTだったけど、観終わった後の感触は二つで全く違ってそれもよかった(まあGIFTはライブありき映画なので当たり前ですが…)