濱口監督の作風に魅了されて以来、楽しみに待っていたこの作品。やっと見れました。
石橋英子氏の音楽と淡々とした生活の動作と自然風景のおかげで、序盤の流れはどれをとっても心地良いです。アロマセラピーのようです(違うか)。
でもそれだけじゃないんです。中盤の会話劇がとても秀逸なんです。ここだけでご飯が進むまであります(違うか)。そしていろいろ考えさせられます。
終盤は、他の方も仰る通り「ん！？」です。身を預けてるリクライニングチェアのリクライニングを誰かに急に勢いよく下げられたような気分になりました(それも誰だったのかわからないという感じ)。
万人におすすめしませんが、都会の喧騒に疲弊して、自然豊かな田舎暮らしに憧れてる方には、一度観て欲しい作品です。
