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悪は存在しないのkh17のネタバレレビュー・内容・結末

悪は存在しない(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

メモ
・こいつは「敵」だと白黒つけることはできないのだと。。それぞれ色々なものを抱えて、立場や思いがあるのだと思わせてくれる作品。
→ラストはいきなりハッとさせられる。シカの通り道を奪われない為に、ああゆう行動を取ったのか、どうか、、もの凄い展開で物語が閉じられ、余韻が残り続ける。このラストに今までの「静」がとても効いてくる。
→色々なレビューをみると、妻が亡くなっていて心が壊かけ、娘の死とともに、完全に心が壊れた巧が、自然や自分達を軽視する者にああゆう行動を取ったと解釈した。正解かはわからない。
・「静」が印象的な作品。自然豊か水挽の「静」が心地良い。それを生み出す音が素晴らしかった。水の音や、薪割りの音。だからこそれグランピングの説明のプロジェクターの音の不快さが際立つ。
・最初は悪だと思った芸能事務所の2人。ドライブの会話などを通して、そんな悪い奴じゃないんだと葛藤とかそれぞれあるんだとみせてくれて良かった。
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