このレビューはネタバレを含みます
淡々と台詞もナチュラルというか棒読みの様に進んでいく、だからこそ『それ味の感想じゃないですよね』などの台詞がすごく残っている。
説明会にくる2人が仕事感で来てるのが、スクリーンに被ってるのに退かない感じから観てとれるのが面白かった。
ラストシーンだけど、あれは正直意味が分からない。
でもそれで良いんだと思った、例えば通り魔事件を起こした犯人の心理を分かりますか?って言ってるのと同じ感じがしたからだ。
でも最後に出てくるタイトルでもある『悪は存在しない』言い切っている、存在しないのか?とかじゃない言い切っている。
それは生まれ持っての悪は存在しないという意味に捉えられた。
生まれ持っての悪は存在しないが、環境・価値観その時の状況によって人は悪になってしまう。
でもその人にはその人なりの正義や正当性があるのかもしれないと。