このレビューはネタバレを含みます
立場が違えば、視点が違えば、ということでは「怪物」に似たものを感じたけど、もっと複雑で委ねられた気がしてこっちの方が好き。考え甲斐がある。
とはいえ、はなちゃんのこと、高橋さんのことなど最後のシーンは委ねられすぎて考えてしまったけど、自然の中に生きるということは理不尽の連続ということは田舎に育った身からするとわかるな〜と。
高橋さんは失神から死亡して、自然側に立ち加害者として実行したのがたくみさんだった、と解釈しました。
はなちゃんは生きていてほしいなと思うけど、どうなんでしょう。はなちゃんがたくみさんの目の前で死んでしまったとしたら、それは子供の命と引き換えに地域を守ったということになるけど、それだけは納得したくない。
