自然豊かな田舎の村に暮らす者たちと、そこで補助金を得て、グランピング施設を建てようとする都会の者たちの軋轢の話。
シニカルコメディ?
自然で絶妙にリアリティがありながら、クスッとさせられる会話。クセになる。
自然を守りたい地元民と、開発したい都会の者という対立構造となれば、前者が被害者であるようなバイアスがかかるが、本作はそのような二元論を切り捨てているように感じた。
ただ、そのアプローチが相当わかりづらいというか、クセがあるというか。
ラスト唐突だし。
どうにも相容れない価値観はあるし、相手の立場になってみないとわからないことってよくある。
「悪は存在しない」って、まぁそっか。
徹夜で観たので森のシーンは意識失いかけたが、なんとか耐えた…!