刑期を終えた男が、通りすがりの少女を拉致し、親の前で恋人のふりをさせる話。
🇺🇸出張で滞在したバッファローが舞台ということで鑑賞。
この地域はニューヨーク州の端にあり、ナイアガラの滝とバッファローウィングというチキンが有名な、緑の美しい落ち着いた街だった!
映画の方は、全くもって面白みは感じなかったが、独特な映像効果が多用されており、ミニシアター好きにはウケそうな作品だった。
話は全体的に病んでいる。
情緒不安定で、人に対して高圧的にしか振る舞えない主人公。
そんな彼が、美少女から好かれていくというストーリーは、ストックホルム症候群を彷彿とさせる歪さがあった。
圧倒的に好きになれそうにない主人公だが、子に無関心な親のもとで育ったことによる寂しさが垣間見えていくにつれ、憎めなくなっていった。
両親の無関心具合は酷すぎて最早ギャグだったけどw
最後の方のシーン良かった。