このレビューはネタバレを含みます
だるまさんがころんだをSFチックに見せるシーンはびっくりした
ピアノの上の写真立てのシーンのライティングも良かった
音楽をぶつ切りにすることで無音を活かし場面転換する
ラストシーンはとにかくびっくりした
得体の知れない恐怖=自然の恐ろしさ
常に温厚だからと言って分かった気になってはいけない
巧は都会民にとっての自然であり、鹿であった
一見朴訥で、距離感はあるものの、親しみやすいように思えてしまう
しかし裏側には野生の狂気を孕んでおり、半矢になり、または子が半矢になった場合、凶暴性を見せて人に襲いかかってくる