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僕はキャプテンのksのネタバレレビュー・内容・結末

僕はキャプテン(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

セネガルはダカールに住む16歳の従兄弟同士が、ヨーロッパへ渡り音楽で有名になろうとする。サハラ砂漠をこえてリビアはベンガジ、トリポリへ進み地中海を船で渡ろうとするんだけど…。

ガローネ監督の「ほんとうのピノッキオ」がすごく気に入ったので、他の作品も見たくて足を運んだんですが、正直いまはどういう気持ちで味わったらいいのか分からない箱に入れました。(いつか、あの映画はああだったのか〜と思う日が来るかも)

こう、グリーンナイトみたいに古ーいお話を、現代を舞台でやろうとしたのかなあ。物語の形式、語り方についての知識が自分になさすぎてよく分からないや。
今作イタリア本国ではどう受け止められたんでしょうかね。気になります。

噛み締めると出てくるガローネの味はなんとなく「これか〜」というのがあった。色に関するこだわりは本当に美しい(それがおとぎ話めいた表現とあいまって時に悪夢のように感じられるかもしれない。)全体にふわっとした手触りなのに、突然怖いものの解像度だけ上げてくるところとか(刑務所の拷問シーンよ…すげえ怖いよ)

あと監督はなんか父性に思うところがあるんかな……あるんかもしれんなという気がした(2作見て)
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