とても良かったです。首を長くして待ってました〜。セリフはないけど音楽と音の使い方が抜群な作品なので劇場鑑賞をおすすめ。
ある日友達ロボットを迎えたドッグ。友達との夏はもちろんその先もずうっと楽しく続>>続きを読む
トランスジェンダー映画祭(オンライン)にて。
生きていたビリーは何を考え、感じて、行動していたか、今の自分と比較してどうか掘り下げながらビリーを演じる役者たちも素晴らしかった。
トランスパーソンへの偏>>続きを読む
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一族の長男のみに降りかかる呪いの原因は先々代が眠る墓にあり。脅かし要素ほぼなしでホラー苦手民でもじっくりドキドキできました。集中できるテンポもよき。(途中、痛い痛い痛いよー血!の場面あり。痛い)プロフ>>続きを読む
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終わったらお昼を食べよう〜と呑気にのぞんだんですが、とてもそれどころじゃなかったです。映画のインパクトが強すぎて食欲がどこかに行ってしまった。その代わりに「すごいものを見た」満足がある。
失意の底か>>続きを読む
家父長制をぶっ飛ばせ〜めっちゃ元気でる〜〜格闘はもちろんのこと、思ったよりスパイアクション映画じゃないかハラハラ(嬉しい)邪悪すぎる義母にもそれなりの理由があるがあれは許容できん。結婚てやつは、結婚て>>続きを読む
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70年代当時風に作られた荒い画質がなんとも良かったです。(パンフレット等でも確認できますが、サウンドに関しても相当凝った作りの作品です)
嫌われ者の偏屈教師に問題児、深い悲しみの只中にいる親が一緒に過>>続きを読む
どんなときでも女性は魅力的であるべきで見られる存在である、そう伝えてくる表現は果たして当たり前で疑いなく良いものなのか。否、わたしはずっと気持ち悪いと思ってきました。メカニズムが知れて良かったです。>>続きを読む
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セルゲイはルイーザに向けて「(ロマンについて)君と僕の愛は同じだ」と叫ぶ。たったひとつの台詞だけど、今スクリーン前でみてるわたしやあなたに、それから誰を愛し家族になるか個人に選ばせない社会に向けて、切>>続きを読む
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セネガルはダカールに住む16歳の従兄弟同士が、ヨーロッパへ渡り音楽で有名になろうとする。サハラ砂漠をこえてリビアはベンガジ、トリポリへ進み地中海を船で渡ろうとするんだけど…。
ガローネ監督の「ほんと>>続きを読む
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見終わって自分の中に湧き上がる感情に呆然としてしまう体験は久しぶり。
ある特定の孤独を早くから抱える人の、一番身近な人たちにずっと「言ってほしかった」「知ってほしかった」が詰まっている映画すぎて、わた>>続きを読む
縁があっても運だったり環境だったり、はたまた自分が手にしたいものによって結ばれないこともあるよね。全てのままならなさ込みで、自分を生きるということだから、というのをじっくり見せてくれる一本でとても満た>>続きを読む
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ナン・ゴールディンはその生き様により美の社会的意義を、社会的正義を問う。自分の中で色々渦巻きすぎて言葉にできない。頭の中を掻き回される。聞けば聞くほど酷すぎるオピオイド問題と、まさかのタイミングで起き>>続きを読む
商売敵だけど利害の一致で共闘しちゃうやつだ。モンコをboyと呼ぶモーティマー大佐はold manと呼ばれる(ふひひ)親しい間柄ではないのでそれはそう。だけど少しの情なり気安さがあるよね。オルゴール付き>>続きを読む
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大昔にひとりで、地元のミニシアターへこの作品を見るために足を運んだ思い入れのある映画のため、フィルターが色々かかってる自覚はあります。
ディレクターズカット版で、通常盤よりだいぶ尺が長く、歴史ドラマ>>続きを読む
2016年北米、既にトランスジェンダー差別を禁止する法律があり、社会に溶け込んで生活する人々がいるにもかかわらず「分離すれども平等」の同じ轍を堂々と踏んで繰り返される主張に気分が悪くなる。
「トラン>>続きを読む
今年見た中で最も記憶にのこるドキュメンタリー映画。
1969年6月、米国で起きたストーンウォールの暴動。警察のいやがらせから逃げるのでなく抵抗し、彼らに最初に物を投げつけたのはトランス女性だったこと>>続きを読む
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時は1820年代、開拓地を生き抜くため手を組むにせよ、力が強い者が相手を搾取するようでは決して紡がれることのない2人の物語が眼前に広がる。最初にクッキーがとっていたきのこ(アンズタケ?)の鮮やかさ。お>>続きを読む
拙者劇中歌に髄(タイトル)を語らせる作品だいすき侍と申す。冒頭から「来たわこれ〜」と笑顔のまま30分あっという間。イーサン・ホークの怯えを見せたくないあまり攻撃的にしか振る舞えない男の演技が良。
し>>続きを読む
いきなり足がニョキっと伸びて部屋の窓を突き破りーの船になりーのなベッド、あれわたしも欲しいなあ(かなり)夢と想像を通して現実が、まるで通じ合えないとおもわれた人と人との境目がとけて繋がり、新しい物語が>>続きを読む
人間とほぼ同じ社会生活を送るまでになったAIが、ある日核爆弾のスイッチを入れ北米の都市ひとつを吹き飛ばしてしまう。それにより人は世界からAIを排除し始めるが、AIと共存する人々もいて……。上空からピン>>続きを読む
冥婚相手の心残りを解消すべく生きてる片割れが大奮闘。たたみかける不幸描写、とんでもカーチェイス、相手を知るごとに偏見が小さくなって距離が縮まる様に涙ぐんだり、湾岸銃撃戦があったり盛りだくさんだよ!そん>>続きを読む
恐怖!×××女の記憶!のターン、いや〜そんなことある?からのまさかのオチ。そこ行く??!って感じだった。
そして相変わらずのハンナの母、クセ強キャラぶりに笑ってしまう。パートナーと仲がいいのは何よりで>>続きを読む
自虐が未来の自分に及ぼす悪影響とか、美術史を学んでよかった話とか、存在するだけで犯罪者と同列に扱われたころの話とか、笑いと怒りの関係とかとにかく、わたしはこの人のステージを見られてとても良かったと思う>>続きを読む
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国と国(立場)を股にかけたラブロマンスコメディ。しっかり型を守った作品だなという印象。尖らせるよりどんと大きく構えましたという。思い違いから始まり(ド定番)テキストで深まり(演出が楽しい)結ばれてから>>続きを読む
どこの社会でも「結婚=子供を持つこと」が普通でそうでないことへのプレッシャーは凄まじい。普通でない夫婦が授かったのは怪物でした。とはいえ周囲の人々もなかなかで、全員己の都合と欲しか頭にないため、物語は>>続きを読む
悪魔を信じない上司から祓魔師解任を告げられるも、現場を見ない奴の話なぞ聞く価値なしと啖呵を切るアモルト神父。彼は悪に対して敏感であり、自らの罪に向き合う謙虚さをもつ人間であった。執着してくる悪魔とのタ>>続きを読む
長年連れ添った2人にしか分からないことがある。カフタンになるシルク生地へ施す手刺繍のひとつひとつ、その目が増えるごとに重みも、これまでのそしてこれからの愛についても形作られてゆく。最後のハリムの決断と>>続きを読む
実在のボクサー、エミール・グリフィスを描くオペラ。望みであった帽子職人ではなくボクサーの道を歩かされ、そこでの過剰な男性性に適応せざるを得ず、同性愛者である内なる自分と外の自分に引き裂かれながら彼は生>>続きを読む
ホモ・サピエンスの涙がとても良かったので、ひとつ古い作品へ遡ったんだけど、さよなら〜は3部作の最終章なんだそうで、こりゃ順番間違えたかも……と思いましたが多分逆さまから見ても大丈夫(だと思)
避けら>>続きを読む
ロバはかわいい。長年一緒に暮らしてきたならば当然。しかしこの映画はかわいいロバの姿を楽しむための作品ではなかった。EOはさすらう。EOはロバに意味を見出す人の手から手に渡り、喜び怒り奪い失う人たちのす>>続きを読む
トランス女性として生きる人へのマイクロアグレッションあれこれ、本当にうわあああってなる(言いたくないけど言わざるを得なくて、ものすごくストレスで耳の奥で血がどくどく鳴る感じよ)けど、そうした細かいこと>>続きを読む
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歌は世に連れ世は歌に連れ、どうかおひとつ聞いとくれ。気持ちいいくらい友情と冒険がキマる映画でしたわ。ミシェル・ロドリゲスのアクションが速くて重くて最高でした。話の通じないドラゴンとアウルベアーの大暴れ>>続きを読む
ケイジがケイジでケイジなのよ!おまけに今ならイマジナリーケイジも付いてくる!久しぶりに映画館で爆笑しました、お腹痛い。意外に uncleみあったし(劇伴もね!エンドロールが特にね!)演技と映画愛にあふ>>続きを読む
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土産物として選んだガラスの小瓶には魔人が封印されていた。封印を解いた物語学者は魔人の身の上話を聞き、魔人に叶えてもらうため自分の願いについて考える。
イスタンブールのホテル一室で極彩色の過去が花開き、>>続きを読む