Uえい

伯爵のUえいのレビュー・感想・評価

伯爵(2023年製作の映画)
2.5
「オオカミの家」でチリに興味を持ち、ピノチェトを扱った映画ということで見てみた。

ピノチェトはチリで独裁政権を行い、引退後、心不全で亡くなったと思われていたが、実は生きていた。彼はフランス革命の頃から生きている吸血鬼で、人間の心臓を食べると若返ることができる。しかし、大統領だった頃の悪評に耐えかね、死ぬことを決意する。

遺産の相続にあたり、家族が集まる。そしてフランスから修道女が会計士として雇われる。遺産についての話し合いが始まる。

ほぼ白黒で、ピノチェトや修道女が空を飛ぶシーンなど、ワイヤーで吊るされている感が強いが、服の旗めき方などが絵画のようで印象的だった。

中盤の遺産についての話し合いが退屈だったが、あるキャラクターの登場で、かなり驚き、そのまま見入ってしまった。

正直、ピノチェトについて知らなすぎて奥行きが感じられなかった。詳しく調べてみよう。
Uえい

Uえい