るい

伯爵のるいのレビュー・感想・評価

伯爵(2023年製作の映画)
3.5
アカデミー賞を追っかける
今回もかほちゃんと
で今回観たのは
撮影賞にノミネートされた今作
「スペンサー ダイアナの決意」のパブロ・ラライン監督の吸血鬼を題材にした風刺映画
話は
チリでクーデターを起こし、独裁者となった吸血鬼ピノチェト
年老いた彼は
何故か、自らの死を擬装して奥さんと人里離れた屋敷で暮らしていた
そんなある日彼はついに生きることに疲れ
死を決意する
家族に
私は嫌われもんだとかチリに自分の居場所はないだの悲観的なことばかり言い出し
ついには
急に思い出して、家族に隠し財産を与えるなどを始めるが
その遺産がどれくらいあるのか把握できてないため、会計士助手のカルメンを雇う
美しい彼女に惚れてしまったピノチェト
しかし彼女は実は‥‥

チリの独裁者として有名な陸軍軍人
アウグストピノチェトが
もし吸血鬼で、250年も生き続けていたらというとんでも世界の話
おそらく皆さん
だから何?って反応しか出ないですよね🤣
観たら
正直なんでこんなんがアカデミー賞候補なんだってくらいB級映画みたいな作品だった
そもそも、まず
アウグストピノチェトなんて誰が知ってるんだよ!でしょうし🤣
とにかくチリを皮肉ってる作品なんですよね
やっぱりマイナー過ぎてピンとこないせいか
終始めちゃくちゃな内容の映画だな〜っていうのが正直な感想
ちなみにモノクロ映画です
さらに空を飛ぶワイヤーアクションなど
意外に変なことにやたら凝ってる映画で
やはりその独特な見せ方が撮影賞にノミネートされた理由なのかなって思う🤔
音楽もなんか独特だし🤔
話はとにかく、コレ何の話なんだよってくらい、ちんぷんかんぷんなんだけど
観てるぶんには面白いんだよね
ただ結構クセがある部分もあるので
賛否分かれるかも
冒頭でギロチン処刑はあるし
心臓をミキサーにかけるとか、ウサギを食べるとか、エグいシーンが意外にあって
あと
空飛ぶピノチェトが「ストⅡ」のベガにしか見えなかったな🤣
あとビックリしたのが唐突にイギリス元首相マーガレットサッチャー(もちろん現実世界では故人ですから、本人じゃないですよ)が出てきて
まさかの‥‥でした🤣🤣🤣
何コレ笑
それにしても
「哀れなるものたち」や今作といい
今年はエブエブ以上に
変ちょこりん映画がノミネートされてるな〜
なんだろう時代がそういう傾向にあるのかな
🤔🤔🤔🤔
変ちょこりん時代
るい

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