人間の境界のhasemaのレビュー・感想・評価

骨太の映画。
いやぁ、本当にいい映画だった。モノクロだし、時間も長いが、全く飽きずに最後まで集中して鑑賞した。

「赤い闇」もしんどい映画だったが、見るべき映画として心に刻んだ。（ロシアのやり口がよくわかる映画だったので、その後の社会状況の理解を助けてくれたし）

今回の「人間の境界」はこれまた、すばらしい完成度だと思う。まさにこれまでの作品の集大成とも言えるのでは。まだまだこれを凌ぐ映画を作ってほしい。

ポーランドの映画は、レベルが高い！
アンジェイ・ワイダ監督が残した財産は大きい。