リュック・ベンソン監督はもう超人に飽きてしまったのか?
人がもう動けない状況で、何が戦う?
犬だ。
主人公は壮絶な過去を抱えており、両脚が不自由だ。だが、絶対的な犬との絆がある。
犬の絶対的な愛は人をも裏切らない。
そんな犬の特性から生まれた作品なのだ。
作品自体を評価するとなると3.8くらいではあるが、とにかく犬が素晴らしく、この脚本のアイディアが最高だった。
そして、犬を飼ってる人はたまらなく犬に満たされるであろう。
ところどころ笑ってしまう場面はあるのだが、観て後悔はしない作品と言えるだろう。
「犬版ホーム・アローン」のような展開には身を乗り出したくなるほどの気持ちだった。