しろ

DOGMAN ドッグマンのしろのネタバレレビュー・内容・結末

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

なんと!
本編中、最初から最後まで犬は無事👌





以下日記。




好きだなあ

キービジュに惹かれて、あらすじ読んだら今の自分にピッタリかもと。

とは言えサブスクを待つか若干迷ったものの、こういう映画こそ劇場で見ねばと足を運んだ。大正解だった。

平日の朝8時台、けして大きくはない箱で観客5人程度の静かな鑑賞
沁みる沁みる。

作品の評価としては短く綺麗にまとまっていて見やすい。
それから、子役も含めて主人公を演じている俳優の演技力がすごくて、気持ちがいい。感情をゆさぶられた。映画館で見て本当によかった。

(ちなむと、犬の演技もすごい!かわいいね)

夢中になって見ていたし、本編中に2回泣いてしまったんだけど 何を良いと感じたか深いところをうまく言語化できそうにない。
多分、ほんとに今の自分に合っていたんだと思う

ただ、終盤の精神科医とのやり取り・犬が窓の外に鎮座している・影が磔のようになっているシーンの意図がよく分からなかった。
(よっぽど分からないようには描かれてないと思うのであくまでこちらの知識や理解力が足りない、と感じる。無念)

ラストで自ら命を絶って終わりなのかなと予想したから磔シーンはその暗喩なのかと思ったけど、クソみたいな世界でも生きててくれと願う。
これが愛なのか同情なのか、自分を重ねているのか 難しいところ

こんな質感の作品は1本で完結していてこそと思うので、続編は作らないでほしいけど、気になります。

なんか人間が好きになれそうかも!
わたしの最大限の言語化、これかも。

また忘れたころに静かにひとりで鑑賞したいな
しろ

しろ