ソウシリーズは全て見ていますが、劇場鑑賞は初めてです。
でもそれだけの値打ち、面白さはあったと思う!
今回はいつもとは少し趣向を変えた展開と描写、これがすごくいい。
ジグソウこと、ジョン・クレイマー
の人間的な部分がしっかりと描かれ、とても好感が持てた。
そこへ愛弟子のアマンダ登場、ジョンと一緒にゲームの状況を話し合うシーンは親子のようで、ちょっとほのぼのしてました。
アマンダがとても嬉しそうに見えたなぁ。
そして一番の見どころ、お馴染み残酷ゲームのシーンは相変わらずエグい。
というか、今まで趣向を凝らした物が散々登場したし、時系列的に1と2の間になるからか、ややクラシカルな攻め方が多かった。
もちろん、どれも失血必至な壮絶パターンばかり。
特に自分で太もも切った後、時間切れで首が~というのが最悪でした。
二転三転する話もわかりやすいものの、今まで以上に新鮮。
何しろソウ始まって以来の胸糞悪役登場ですから。
「まさか、あの子を捕まえてくるかぁ?」っていうシーンもあり。
ただ、最後の悪役がマシーンに繋がれず、あまりにあっさり扱われていたのが物足りないわー!
ラストもいつものソウには有り得ない、何とも清々しい締め方でした。
ジグソウが大好きになってしまう一作。