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ある閉ざされた雪の山荘でのせっのレビュー・感想・評価

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)
3.6

仮想クローズド・サークルなんだけど、如何せん登場人物達が外に出ていかない理由としては弱い。それも結末に関わってくる部分なのだけど、だとしたらミステリーとしても弱い。もうそれならいっそのこと別荘に行くまでの橋が晴れてるのに雷が落ちて崩落したって設定にして欲しいぐらい。

"真犯人"のアリバイとして有効だった"赤い糸"も、しっかりトリック(?)あるものの、そんなことせんでもあんな紐みたいなゆるゆるの赤い糸気付かれずに腕から抜けさせられるだろと思ってしまう。

やけにテラハな家と映し方で、それを見て楽しんでいる人がいるという構図が、テラハの人が揉めるのを見て楽しむことへの批判になってるんかなと思ったけど、そのドキュメンタリー風の映し方がこの映画を単調にさせつまらなくさせている。

最近『変な家』を見て間宮さんが主役で、この映画も謎に別荘の間取りを上から捕えるシーンが多用されててなんかトリックに関係するのかとおもったけどそこまでだった。たぶんマジックミラーに変な空間あったよみたいなこと??それだとしても絶対的にあの上からのショットいらん。
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