このレビューはネタバレを含みます
これはたぶん、小説のほうが圧倒的に面白いだろう設定(申し訳ない)。
ちなみに、当方小説は未読なので、比較などはせず、映画版のこちらについてのみ感想を述べる🍀
まあ、原作と映画、大きく違うのはラストらしい。
キャスティングに関して言えば、めちゃくちゃ豪華🎊
ただ、中条あやみさんが演じてた貴子、「華がない」とか言われていたような。
「中条あやみにそれは無理あるってぇぇえ……」となりました。
あと、岡山天音はやっぱこういう役がハマるね!
他の役者さんが駄目とかじゃ全然ないんだけど、森川葵さんの存在感が圧倒的🔥
ストーリーは、たぶん久我くんが探偵役なのかな?
「三重構造になっている」なんて言ってたし、まあそれはそうなんだけど、驚くような仕掛けは特になかった。どんでん返しという感じでもない。
それに、客観的に見ると温子たちは性格が悪かっただけで、直接危害を加えたわけじゃないのでは、とも。
ただ、雅美の気持ちになってみると、確かに許せないだろうなとも思う。
雅美が「あいつらのせいで……」と思っているのだとしたら、このラストで本当に納得いく?ギリアウトじゃない?と思ってしまった👽
そして原作とは違うらしいラスト。
「いったいどこまでが劇だったのか?」
このあたりの演出はうまかったように思う。
だとしても、
「そして誰もいなくなった」(本)は小道具としてもうちょっとうまく使ってほしかったな〜!
外部から切り離された空間、ひとりひとりいなくなっていくシチュエーション……うまいこと使えばもう少し役に立った気がするな。
あとは、自分だけかもしれないけど、ところどころセリフが聞き取りづらくて困った……かな。以上!