ぼくは君たちを憎まないことにしたのさくらのネタバレレビュー・内容・結末

そうだ、この作品の題名は『憎まないことにした』だ。

憎んでいないでもないし、ましてや赦すことにした、でもない。

でも、やっぱり哀しみに押し潰れそうにはなるし、ふいに蘇る思い出に心が掻き乱されてもいる。
おそらく今だって時折嘆き悲しむ事もあるんだろう。
憎んでもいいと思うよ。
でも、彼が生きる為に選んだ戦い方は違った。
自分が同じように出来るとはとても思えないけれど、こういう人達もいるんだって事は、こういう生き方もあるんだって事は、心の片隅で憶えておこう。